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[みょ〜に気になる≪最新≫]

みょ〜に気になる第7巻
column コラム
(Vol.061〜070)


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Vol.070無理しなくてよかったのに
Vol.069にくい肉屋
Vol.068自慢話
Vol.067補導の思い出
Vol.066無口な私?
Vol.065すすぎすぎ
Vol.064規則正しい
Vol.063日本の夏
Vol.062映画とクロさん
Vol.061誰かのために


(みょ〜Vol.70) [1997/11/17]
無理しなくてよかったのに

あまりに大変な、すごい事をしてもらった時に出る言葉で「無理しなくてもよかったのに」があります。 私は多分1度も言った事はありません。ないどころか、これを誰かが言っているのを聞くと、ちょっと腹が立ってしまいます。 だって、それを言った人は、これが“ねぎらいの言葉”だと思って使っているようですが、とんでもない大間違いです。 事をする前に「無理しないでね」と言うならわかりますが、もう事は済んでいるんです。 つまり無理した後なんです。例えばAさんが急いで息もハーハーしながらBさんに何かを届けに来たとしましょう。 Aさんは、もうハーハーしてここにいるのです。Aさんは無理した後なのです。Aさんの無理はもうやってしまった事なのです。 ハーハーしながら「はいどうぞ」ってBさんに急いで渡そうとしているのです。 なのに受け取るBさんに「そんなぁ無理しなくてもよかったのに」と言われたら、そのAさんの急いだ事実はどうなるのでしょう。 Aさんのハーハーは何にも報われない。何だかAさんは怒られているみたいにも感じる。 良かれと思ってした事なのに、そんなに急いで馬鹿じゃないの、という意味にも聞こえる。 言っている方は「ありがとう、ごめんなさいね」という感謝と謝罪の意味に使っているかもしれないが、 大変なあぁ勘違いの日本語です。「無理しなくてもよかったのに」だなんて。そうです、ただ一言「ありがとう」と 言えばいいだけの事なんです。余計な事言わなくていいんです。 つい余計なことを言うのが好きならば、急いでなかったとしても「こんなに急いで下さって助かったわ」 と言えばいいんです。そう思いませんか?

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(みょ〜Vol.69) [1997/11/10]
にくい肉屋

計り売りの肉屋さんに行くと、例えば、私が「200g下さい」と言ったら、 肉屋の人は計りにお肉を乗せて申し訳なさそうに「ちょっとオーバーしますけど、いいですか?」と来る。 見ると計りは208gを示している。「いいですか?」と尋ねているのにもかかわらず申し訳なさそうな声色しているのにも かかわらずピッタリ200gに近付けようと計りから肉を戻そうという態度は、これっぽっちも見られません。 逆にもう包みに取りかかろうとしているようなのがミエミエであります。 この道何年だか知らないけど200gジャストにする事は難しい事なのだろうか。 その短い間に私の頭は100g130円だから200gで260円だなと思っていたのが270円くらいになるのか、と計算する。 10円の違いだ。「いいえ1gもオーバーしてもらっては困ります」と言っても何もこっちは悪くないのに、 つい「いいですよ」と返事してしまう。「だめ」と言うのも何だか面倒なのである。 かっこ付けてるワケじゃないんだけど「えぇどうぞ」って許してしまう。 いや、たかが10円じゃないか、私はガタガタ言わないぞ、と気取っているのかもしれない。 などと、そんな人間の心理を上手くついた肉屋さんの偉大な作戦である事に気が付いたのです。 そうこれは“たまに起こる事柄”のようでいて、実は毎回そうなのであーる。 そして、みんなに起こっている事なのであーる。“ちょっとオーバー”を年間合計すれば、相当なものであーる。 肉屋さんも、なかなかやるのであーる。よっ!にくいよ!(97.08.25日記参考)

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(みょ〜Vol.68) [1997/11/06]
自慢話

人間は自慢話が好きです。そんな事ない、なんて思っていても多かれ少なかれ大なり小なり 気が付くと自慢話をしています。どんな奥ゆかしい人だって自慢したくなる話しを1個くらいは持っています。 可愛い自慢話なら、うらやましがられて会話もはずみます。 自慢話をしているのがお得意様なら聞いている営業マンにとっては持ち上げる絶好のチャンスです。 そんな便利な役目もしてくれます。でも自慢話というのは残念ながら本来、良いイメージではありません。 調子に乗って自慢話ばっかりしていると確実に嫌われます。友達がいなくなってしまいます。 高慢ちきとか言われてしまいます。 誰もが自分で言うのは好きなのに人のを聞くのは好きじゃない。世の中うまく行きません。 「自慢話の部屋」なんていう掲示板作ったら書込みが多いかもしれないです。 でも人のは読まないかもしれません。いや人の書込みを見て「なーんだ自分の方がもっとすごいよ」 とドンドン上が出てくるかもしれません。私も「こんな事あったよ」なんて自慢話をする事あります。 そこでチャレンジジョイ。堂々とここで自慢話をしてみます。 言うと「すごい」とほめられる、うらやましがられる事をいくつか書きます。 うわっ。やな奴。と思う方は、ここで目を閉じたり天井でも見て下さい。 この下には私の自慢話がたっぷり書いてありますので、ここで読むのを終了なさって下さい。 事によっては全然自慢になっていないのもあるかもしれませんけど。一応ちっちゃい字にしました。気持ちは控えめ。

顔は父に似ている。 ■北海道出身。 ■髪が生まれつき茶色。 ■足つった事ない。 ■ビデオとかの配線が好き得意。 ■貴金属もブランドもんも興味がない。 ■歯医者が好き。 ■足が細い。 ■魚さばける。 ■テレビに出た事ある。 ■ラジオに出た事ある。 ■新聞に出た事ある。 ■母親がすんごく若く見える。 ■数学が好き。 ■体がやわらかい。 ■気にしない。 ■両親の誕生日には毎年電報を贈ってる。 ■クレジットカードを作った事ない。 ■物持ちいい。 ■久保田利伸のファンクラブ入ってた事ある。 ■色が白い。 ■字が見やすい。 ■タップダンスやってる。 ■どっかで見た事あるとよく言われる。 ■メカに強い。 ■剣道2段。 ■でっかいワゴン車も運転できる。 ■何度も金縛りにあった事がある。 ■中学の時サッカー部のマネージャーしてた。 ■保育園の学芸会で主役の牛若丸を踊った。 ■弟はテレビ朝日。 ■キタキツネを見た事ある。 ■醤油なし刺身、ソースなしトンカツ食べる。 ■ハービーハンコックと握手した事ある。 ■本を読んだ事ほとんどなし。 ■血圧が「下50-上80」だった事がある。 ■定規がなくてもまっすぐ線が引ける。 ■小学中学高校と音楽は「5」。 ■足はだんびろじゃないし甲高じゃない。 ■髪の毛がすぐ乾く。 ■卵片手で割れる。 ■車庫入れ得意。 ■角松敏生のバックバンドメンバーだった。 ■回転寿司20皿食べた記録。 ■越前屋俵太の良さがわかる。 ■タモリの良さがわかる。 ■くじ引きで一等よく当たる。 ■なんでもハモれる。 ■生まれてこのかた10回以上引越ししてる。 ■チャリンコ超ゆっくりこぎできる。 ■家のそばで野生のタヌキを目撃。 ■炊きたてのご飯3合をご飯だけでイッキに食べた事ある。 ■小学生の時IQ=180だった。 ■救急車に乗った事ある。 ■10時間は眠れる。 ■陽に焼けない為なら何でもする。 ■バトンガールやってた。 ■小学生の時、新聞に作文載った。 ■秋葉原で部品買ってシールドを自作した。 ■坂田歩きができる。 ■中学のブラバンでクラリネットやってた。 ■車に酔った事ない。 ■小学校の音楽の毎授業、先生の代りにピアノを弾いていた。 ■叔母さんの友人に小島太がいる。 ■魚の血合いのとこが大好き。 ■網走にも住んでいた。 ■なんでもピアノですぐ弾ける。 ■COBOLのプログラマしてた。 ■北海道の富良野に親戚いっぱいいる。 ■ホチキスを指に打った事ある。 ■骨折した事ない。 ■96年の初めmosaicやカメレオンでインターネットしてた。 ■階段を1個とばしで超スピードで降りる事ができる。 ■ほとんどのタレント名を知っている。 ■一瞬で転調してピアノで弾ける。 ■アフリカ人、香港人を東京案内した事ある。 ■ラーメン屋で塩抜きの塩ラーメンを頼んだ事ある。 ■トイレが遠い。 ■指が長い。 ■PENTAXの社内報で「社長と対談」 ■そろばん検定で全国1位、何故なら満点だったから。 ■楽譜が読めない。 ■自分に都合のいいように考える。

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(みょ〜Vol.67) [1997/10/14]
補導の思い出

補導、それは、家出人か、万引きか、はたまた、不良少女か。 私には縁のない響き。ところがどっこい。実は、あるんです。補導された事が。 正確に言うと補導“されそうになった”と言うべきでしょうか。 それは平日の昼間、デパートで買い物していた時でした。 後ろから優しい声で「こんにちは」と。振り向くと大きなお姉さんが微笑んでいました。 「こんな時間に何してるのかな」って聞いてきた。余計なお世話じゃい。買い物じゃい。 と思ったけど、何だか怪しい人達なのでキョトンとしていた。目をパチクリしてしまった。 そしたら、つづけて「てっとり早く言いますね、今、補導してるのよ」だって。 私服婦人警官だぁ。横には部下みたいな人を連れている。 どおりで、ピンクのスーツなんか着て、ショルダーバッグなんか持ってるけど、 いい「がたい」してるもんなあ。柔道とかやってるんだろうなあ。剣道かなあ。 あ、そんな事に感心してる場合じゃなかった。 あやややや。無実だー。私は悪い事してないー。中身がどうであれ、短大にだって通っているじょー。 そう、それは19歳の時だったのです。なのに、あわててしまう。堂々と言えばいいのに 「あ、あの、19ですけど」が小声になってしまった。 「あら、そう?じゃあ身分証明持ってる?見せてもらえるかしら」ときた。 学生証出そう。免許証でもいいや。あわてる事ないのに、何だか、オロオロしてしまう。落ち着くんだ。 バッグの中を、探しまくって、あった免許証。やっとこ差し出したら「あらホントだわ」だって。 ほら、見ろ。嘘じゃないぞー。まいったか。 「中学生に見えたので、ごめんなさいね」だって。 「でも、まあ若く見える事は、女性にとって良い事よね、ほほほ」だって。 そして「じゃあっ」と言ったかと思ったら、すみかに、にこやかに去って行きました。 残ったのは免許証持ってボーッと立ってる私。 とりゃー。びっくりしたじゃないかー。この、焦りまくった気持ちを、何とかしていけー。 若く見られるという事は、こんなにも良い事?。そんな補導の思い出です。

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(みょ〜Vol.66) [1997/09/24]
無口な私?

私の事を「無口な人」とか「おとなしい人」と思っている人が多いみたいです。 何故かというと、私がしゃべらないから。そりゃそうだ。 でも無口な人ではないです。おとなしい人でもないです。自分がよく知っています。 物まねだってするし、バカ騒ぎだってするし、ダジャレなんかも連発するし、踊るし、そりゃあもう騒がしいです。 だけど、話が「はずまない人」と「はずむ人」がいます。 「はずまない人」の前では“おとなしぶってる”ワケではないのに口数が減ります。 「はずむ人」と「はずまない人」の違いは、ウマが合う合わないと言うのでしょうか、ウマく説明はできませんが、 「はずむ人」には、言葉がスラスラ湧き出て来るので、自分の言いたい事を、すっきりと気持ち良く伝える事ができます。 だから「はずむ人」には自然と会話が増えます。 相手によって違うなんて態度を変えているみたいで二重人格みたいで イヤな感じですけれど。そんな意味ではなくて。です。 その「はずむ人」に「私は皆から無口な人だと思われているんだよ」 と言うと「誰が?」と言われます。ひえん。(97.04.22日記参考)

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(みょ〜Vol.65) [1997/08/05]
すすぎすぎ

“すすぎ過ぎ”の事です。私は、ちょっとこれなんです。特に、シャンプーです。きっと人様と比べたら2倍くらい時間をかけていると 思います。中学生の頃かな、テレビで白衣を着た先生が「すすぎと言うのは、さぁもういいかな、と思ったら、 もう一回しましょう」と、言っていました。今どきの洗剤類というのは、何も良い事がないそうです。 だから、また言いますが、私は、もともとシャンプーの量自体、多く使いませんし、すすぎには、たっぷり、 あきれるほど時間をかけてしまいます。これでいいかなと思ったら、今までかけた時間を、もう一回やり直すような気持ちで、やっています。 シャンプーが、そうなら、体だってそうです。むくむく泡を立てる事に一生懸命になるのではなくて、タオルで、こする事を イメージしながらやりますです。そして、体についた石鹸を、ちゃんと取る為に、シャワーだけじゃなく、今度は、 お湯を使って体を洗うようなつもりで、タオルで、もう一周するわけです。 ザバーッと、オケで流すだけでは、決して、落ちていないと思います。これは、富良野のおばあちゃんに習いました。 習ったと言っても、習ったわけじゃなく、見ていて、それが印象的だったので、思い出すんです。 食器洗いもそうです。よく食器棚に並べてあるコップで、白っぽくなってるのを見かけますが、あれは、洗剤が落ちていないからだとか。 違ったらスンマセン。でも、どんなに無農薬の食材を食べていても、食器に、そんなに洗剤が付いているんじゃ、何にもなりませんよね。 会社にいた友達で、すすぎを、2秒で済ませる人がいましたが、何だか、気持ちが悪かったです。 でも、そんな事言ったら、レストランの皿洗いの現場は、もっとサッと済まされていると思いますけど。 だんだん普及しつつある食器洗い機は、どうなんでしょうか。ジェット水流とかで、奇麗にすすいでくれるのかな。 なんて、こんな事を、気にするなら、もっと 気にする事があるだろ、と言われそうなので、この辺にしときます。

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(みょ〜Vol.64) [1997/07/19]
規則正しい

「規則正しい生活をしましょう」と言うけれど。そもそも「規則正しい」とは、毎日毎日、リズムを崩さず繰り返す事、とも言えます。 と思うのです。だから毎日午前3時に寝て4時間の睡眠時間だとして、早寝早起き、なんかしなくても。 朝、昼、晩と、理想的な時刻に食事をせず、昼と晩だけ。という人も。 それが毎日毎日であるならば、それが「規則正しい生活」と言うのではないでしょうか。 大事なのはリズムです。その人、その人のペースです。 人がどうであれ、世の中がどうであれ、基本がどうであれ、「規則正しい」とは、まさにそういう事じゃないでしょうか。 それなのに、それは良くないと言ったりする変な評論家や固い医者がいるから、それを気にする人がいて、それを気にする事によって ストレスが生じて、おかしくなるのでは、ないでしょうか。 これがいい、とか、こうじゃなきゃダメだ、とか偉そうに言うのは、やめましょう。押し付けるのも、やめましょう。 それで、また、これがいい、とか、こうじゃなきゃダメだ、とか言われても、ふ〜ん、と言って聞き流しましょう。 気にするだけ損です。人それぞれ勝手なんだから。 と、最近、自分勝手に思うのです。でもって、これを読んで、とんでもない規則正しい生活を続けて、どうにか なっちゃっても私は知ったこっちゃないです。はい。

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(みょ〜Vol.63) [1997/06/25]
日本の夏

冬の時は恋しい。だけど真っただ中にいる時は迷惑な、暑い夏。 夏と言えばこれ。これと言えば夏。と言うのは、私にとって 『ナイター中継の音』と『スイカ』です。「風鈴」とかそういう美しい物じゃないのです。 見たい番組がつぶされて放送されているプロ野球「ナイター中継」。 応援団の声、笛の音、実況中継するアナウンサーの声。これが夏です。 父はソファーに寝転んで、はたまた、お酒を飲みながら見ていました。 北海道は、プロ野球中継と言えば巨人しかやっていませんでした。だからイヤでも 巨人ファンが多いです。父もそうです。アンチ巨人なんて単語も知りませんでした。 あ、夏の話しだった。 ラジオから聞こえてきてもテレビで流れていても『ナイター中継の音』は夏です。 聞いただけで聞こえてきただけで「夏」です。春に聞いても「夏」なのです。 そしてもう一つは、今は年中売られている『スイカ』です。お風呂上がりに母が三角に 切ってくれました。果物は、食べながら切る、切りながら食べるというのが 美味しい。台所で切って奇麗にお皿に盛り付けして、なんてしなくていい。 テーブルの上に皿を置いて、テーブルの前で果物ナイフで切って置いたそばから食べる。 よく父の仕事仲間家族大勢と行った海水浴でも必ずメインイベントとしてあるスイカ割り。 風呂上がりじゃなくても、夏はスイカ。水分と糖分しかないスイカ。富良野のおばあちゃんの ところには、ゴロゴロ転がってるスイカ。真ん中が甘いスイカ。タネの取り方が人それぞれな スイカ。食べた後は美しくないスイカ。後片付けがイヤなスイカ。ウリ科のスイカ。 店でポンポン叩かれるスイカ。丸ごとじゃ冷蔵庫に入らないスイカ。夏だ。 もう一つ、補欠として入れてあげるならば『蚊取り線香』というところでしょうか。

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(みょ〜Vol.62) [1997/06/18]
映画とクロさん

5年位前から私はたくさん映画を見るようになりました。映画館はお金がかかるので もっぱらレンタルビデオか、深夜テレビです。友達が映画を好きだったという事が、ちょっと影響して 見ていない映画を全部見たくなったのです。それまで年に20本くらい見る程度だったのが、 150本くらい見るようになりました。有名な映画だけじゃなく片っ端から見まくりました。 と、言っても、まだまだ全映画の半分も見ていないと思います。 毎月、新しい作品が出てきますし。ホラー映画はほとんど見ていないし。ロッキーもまだです。 どこの国の映画も好きです。でもやっぱりハリウッド映画は気持ちがいいです。 アメリカに憧れているせいもあるし。ジーンケリーさまが好きだし。ミュージカルが好きだし。キアヌが好きだし。 英語が好きだし。(“し”が5ですね)そして横浜TVKテレビの「カフェシティーヨコハマ」という番組です。 映画パーソナリティの襟川クロさんとの出会いでした。彼女は「トゥナイト」にも時々出る元気なお姉さんです。 この「映画パーソナリティ」という名称も彼女が「評論家」という肩書きが偉そうで嫌いだからだそうです。 毎週見ていたその番組は彼女の独断で映画を4、5本紹介してくれるものでした。 試写会プレゼントも何度か当選し見に行きました。彼女の計らいで普段だと評論家さんしか入れないような特別試写室での試写会 も催してくれました。そんなこんなで、たくさん映画を見ている内に、気が付くと、まず俳優を何人か覚えていました。 あの映画に出ていたあの人だ。と、重なるようになりました。私は、そんな事も楽しくなりました。 その内、監督さんも少しずつ覚えてきました。クロさんが番組で言っている俳優さんの裏話なども理解できるし 面白くなっていました。俳優別に出演作品が載っている映画雑誌付録の“スター年鑑”が気に入って、見た作品は 赤いペンで塗りつぶしていく様にしました。出演者の多い、そう「ショートカット」のような映画は、たくさん 塗つぶせるので快感です。てな事です。ここ2年くらいは、またゆっくり見るようになりましたけど。 もうひとつ、映画のチラシです。次回上映作品のチラシが映画館に「ご自由にどうぞ」と置いてあります。 それは、無料であるのにもかかわらず、マニアの間では高い物は、何万もの金額で売買されています。 古い作品や、後になってヒットした作品とか、印刷数の少なかった作品などです。私も枚数だけは結構たまりました。 私は金儲けの為ではなくて、眺めるのが好きなんです。 滅多に行かない映画館で、どっさり、もらってきて、ファイルに入れて、嬉しがってます。 私の両親が若い頃の娯楽は、映画だったそうです。 どこかの会社の社長が「映画は人生だ」と言い張っていました。 いや〜、映画って“楽しい”ですね〜。

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(みょ〜Vol.61) [1997/04/22]
誰かのために

「せっかく○○の為にやってやったのに」というセリフを言った事ありませんか? 私は言った事ありません。人の為に、誰かの為に何かをした事などないからです。 誰かの為にするなんて事を思いながらするなんて楽しいとは思えないんです。 そんな事思ってたら「やってやったのに」って、きっと、いつかどこかで、思ったりするんです。 ひょっとしたら、人から見ると、私のした事が、誰かの為にした様に見えたとしても、 誰かの為にしたのではなくて、自分がやりたかったから、やった事なんです。 誰かの為に我慢するのだってそうです。後日きっと「あいつの為にあきらめたのに」 なんて思い続けたりしちゃうのです。自分がしたいか、したくないか。 それだけを思ってしたり、やめたりした方がいいと思います。 「人のせい」にしちゃ何も楽しくないです。 「人の為にしている」なんて事を誇りに思っているなら、どうぞ「人の為にしている“のに”」 なんて事は思わないでください。思ってもいいけど怒らないでください。なんて、ちょっと偉そうだにゃ。

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