mie日記なんてね
2008/10/04(土)19:03晴
アメリカポートランド旅行1日目を書こう。
成田からの出発は夜中の2時から起きていたので眠いはずなのに眠くもなく、スカイライナーでも寝なかった。チケットのカウンターは全てタッチパネルで、パスポート見せただけで、全部OKという感じだった。ネットでチケット予約してメールだけで、はい完了。カウンターでもあっという間に、はい完了。という便利な世の中。お姉さんが立っていて「これから搭乗するまで決して誰かの荷物を預かったりしないでください」と言われた。そういうのが多いってことだ。お手製の梅酒をスーツケースに入れている事が良いのかどうかお姉さんに尋ねたら全然オッケーだった。割れても知らないよ、ということだけ念を押された。
スーツケースを預けてadidasのスポーツバッグと小さいショルダバッグだけになり。ウェットティッシュとシャンプーを買物したり水分取ったりして、いよいよ入口へ。見送りに来てくれた友達の顔見てたら泣けてきて、大泣きのまま手荷物チェック。音も鳴らずに無事通過して、エスカレータで搭乗の階へ降りて行くわけだけど、ちょうど通りかかった、どこかの航空会社のアテンダントさんが私の泣いてる顔を見て切ない顔をしていた。空港は別れの場所だね。毎日こういう感じなんだろう。この涙は、不安と、感動と、感謝と、勝手にドラマチックな気分になってるそういう、ごちゃまぜの涙だった。近頃この勝手にドラマチックになってしまうことが多い。すぐ泣けてしまう。泣けてしまう自分を想像しただけで泣ける、という変な倍倍ゲーム。
いよいよそこから独りの旅が始まった。ここが搭乗口かなと思う場所で座って待っていた。さっき泣いたということを思い出してはまた泣いてた。少ししたら「ON TIME」の表示が出て、入ってよいやら、まだの様子やらで、不安になった。その少しあと「定刻どおりに離陸予定なので、搭乗始めます」というアナウンスがあった。値段の高いファーストとかビジネスクラスから搭乗を受付けて、私のエコノミークラスは最後。列ができていて一番うしろに並んだ。パスポートとチケットを見せて通ろうとしたら「帽子を脱いでください」と言われ。そりゃそうだ。脱ぎました。入口ではヨーロッパ系のアテンダントさんと、日本人のかたがいて日本語でこんにちはと言われて、ほっとした。
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