mie日記なんてね
2006/12/03(日)22:03晴
(photo)←色んなことを考えた。タップの発表会。久しぶりのステージ。やっと終わったというのもちょっとある。日にちが決まってからずっとこの日を目指していたので落ち着かなかったし。

大きなイベントがあると、あと一週間だ、なんてカウントダウンが始まる。もっと近づくと。「今度、会社に来る時は、もう終わってる」とか「今度風呂に入る時は、もう終わってる」などと、カウントダウンが細かくなる。

いよいよ当日。昼集合だからゆっくり寝ていても良いのだけど早くに目が覚めた。電車に乗って最寄駅に近づくだけでドキドキ。会場はライブハウス。他の出演者たち、ヒップホップやら、ジャズダンスやら、化粧や髪型がバッチリ決まった人で、わさわさしていた。

まずはリハ。リハなのに緊張する、このざま。素人なんだし「発表会」なのだから、そんな必要ないのに。そんなにドキドキするなら出なきゃいいのに、出たいのは、出たいもので。私たちのチーム、ステージの上で踊るのは私と先生を入れて9人。リハが終わって全員が「すべって踊れない」だった。タップ用の床じゃないので。ジャンプしたり回ったりする振りがあるのに思いっきりやったら間違いなく転びそう。ほどほどにやることにする。

そして本番に近づく。会場の音が大きいのでiPod nanoを大きくかけながら、ひたすら独りで何度もリピート練習。じっとしていると余計なことを考えてしまうので踊ってようと思ったわけで。「振りを間違える」ってことをやりたくなかったわけで。でも本当は振りなんて最重要ではないわけで。楽しく踊ってりゃあ何だっていいわけで。こんなんじゃミュージカルスターなんて無理だわ。いやどんなスターも最初はこうだったに違いない、などと考えながら。

そうこうしている内に次は我らの出番。スタンバイ。ライトが当たっている輝かしいステージがあちらに見えて、ここは薄暗い、そんな場所で。「よろしくお願いします」って皆と握手して。そのあと円陣組んで「オー!」ってやった。そう小声で。この感じが楽しいねん。ドキドキをまぎらわす意味もあり。

私は素人なのだけど、このドキドキは、きっとSE7ENにもあるに違いない。だからSE7ENの気持ちで行くことにする。はたまた聖子ちゃんの気分で。「みんな私のファンなのだと思う」作戦。

立ち位置とか、色々気にしなければいけないこともある。こじんまりまとまってもいけない。目線も落としてはいけない。笑顔でいきましょう。振りも間違えないように。

曲が始まって、もうやるしかない。「ひゃー始まっちまった」と思いながらスタート。ライトが当たって客席の顔は見えない。ビデオやカメラのライトだけが見える。正面うしろのビデオカメラを見て踊った。あのビデオにはカメラ目線の私が映っている。誰のビデオだろ。間違えるってことは、なかった。勝手に笑っていたし。うまい下手は、置いといて、楽しかったでございました。あー終わった。ほっとしたー。また来年やりまっしょい。

帰り六本木を通ってきたらクリスマスのイルミネーションが木に飾られていてきれい。人だかりができていると思ったら、東京タワーも入れてイルミネーションの写真を撮っている人たちであった。

そして沖縄居酒屋に行く。どしても沖縄そばが食べたかった。それと海ぶどう。うまいねえ。三線と唄の生演奏もやっていた。おつかれー自分。
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